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ピーチ、中距離路線対応のエアバスA321LRを導入決定!2020年に2機、同機材はアジア航空会社で初導入

2018/7/18
ピーチ・アビエーションは、2020年度に進出する中距離LCC用の機材として、エアバスA321LRを2機導入することを発表しました。同機材の導入はアジアの航空会社で初めてのケースになります。

【公式URL】ピーチ・アビエーション

 イギリス・ファンボローで開催中のファンボロー航空ショーにおいて、ピーチとエアバス社が2016年11月に締結したA320neo10機の購入契約のうち、2機をA321LRに変更して導入することを決定。

 A321LRは単通路型で世界最長の最大航続距離7,400kmを実現するモデルで、ピーチが2020年度に進出する中距離LCCの機材となります。

 購入契約を締結した2機のA321LRは、2020年第3四半期に初号機を、2020年度内に2号機を受領する予定。

Peach A321LR イメージPeach A321LR イメージ
 A321LRの導入ついて、ピーチの井上慎一代表取締役CEOは、「Peachは日本初のLCCとして、日本における短距離LCC事業を成立させることにチャレンジし、5期連続で増収・黒字を達成するなど、日本の短距離LCCの歴史を築いてまいりました。Peachは自ら変化を起こし、進化を続けます。Peachの次なるチャレンジは中距離LCC事業への進出で、2020年度よりPeachが日本と北東アジアの中距離LCCの歴史を築いてまいります。2020年度のA321LR導入は、その歴史を築くための第一歩です。A321LRの導入と中距離LCC事業への参入を弾みに、アジアのリーディングLCCへの歩みをより一層加速してまいります」と述べました。

 ピーチは今後、バニラエアとの経営統合が決定しており、2020年度以降にはA321LRを含む保有機材が50機を超え、就航路線数も50路線以上になる見込みです。