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台湾政府、水際緩和を発表!9月29日から段階的実施、観光入国はいつからOKか?

2022/9/23
台湾政府は22日、新型コロナウィルスに関する水際対策の緩和を発表しました。9月29日から段階的に緩和を実施する方針です。

 台湾への観光入国はいつから可能になるのか。現在までわかっている情報をまとめました。

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台湾水際緩和の第1段階は9月29日から


 台湾政府が9月29日0時から実施する水際緩和は下記のとおりです。

1週間あたりの入国者数の上限
 5万人→6万人に引き上げ
入国条件
 ビザ免除措置の全面再開(日本からの入国は90日以内の滞在ならビザ不要)
入国時
 家庭用抗原検査キットを1人あたり4個配布し、適宜、検査報告が必要。
入国後
 3日間の在宅隔離(外出禁止)+4日間の自主防疫(必要最小限の外出)。1人1室が条件。

9月29日~10月12日まで:まだ観光は困難

ビザ不要で入国は可能です。

 ただし、入国後の隔離期間が緩和されているとはいえ、合計7日間の外出禁止および制限期間があるため、観光入国としてはまだ実質的には難しい状況になります。



台湾水際緩和の第2段階は10月13日から


 第2段階の水際緩和は、感染状況などを見極めた上で、10月13日からの実施を予定しています。

 入国後、在宅隔離を廃止する代わりに、7日間の自主防疫期間が設けられていますが、2日以内の抗原検査で陰性であれば外出可能になります。

 また、無症状であれば公共交通機関が利用できるとしていますが、自主防疫期間中に航空機に搭乗して台湾出国(日本への帰国)が可能かどうかは不明です。

1週間あたりの入国者数の上限
 6万人→15万人に引き上げ
入国条件
 ビザ免除措置の無い国に対しても観光目的などのビザ申請を再開する。
 (日本からの入国は90日以内の滞在であれば、引き続きビザ不要)
入国時
 家庭用抗原検査キットを1人あたり4個配布。適宜、検査報告。
 無症状かつ2日以内に検査で陰性が確認できれば外出可能。
入国後
 7日間の自主防疫。1人1室を満たせば自宅、親族宅、友人宅に加えて一般のホテルも滞在可能。

10月13日~:1週間以上の個人観光旅行なら可

ビザ不要で入国は可能です。

 入国後の抗原検査で陰性なら外出可能。1人1室の条件なので、個人旅行かつ1週間以上の滞在なら可能。



台湾への観光は第3段階以降に期待


 以上のように、台湾政府による水際措置の緩和は歓迎の一方、まだコロナ前のような気軽な旅行とはなりません。

 日本および台湾政府の水際政策や、航空会社の動向を引き続き注視しながら、第3段階目の水際緩和の発表を待つのが無難です。


 本記事は、台湾政府発表情報の要約になり、このほかにも諸条件が規定されています。直近で台湾への渡航を検討している方は、台湾CDCの公式情報をあらかじめご確認ください。

台湾衛生福利部疾病管制署 (Taiwan CDC) (中国語/英語)