海外旅行、行きたいですか?
「
行きたい!」から「
行こう!」へのステップを気軽にしてくれたのが「LCC」です。
国内はおろか海外でも片道数千円、ひどいときは
片道100円などというクレイジーな価格で航空券が買える。
定形外郵便の値段で人間を運んでくれるなんて、どんな企業努力すればそんなことが出来るのか全く意味不明です。
そんな企業が、壮大な設備と機材とノウハウと爆弾みたいな借金を抱えてなお、安全・安心100%を保ち、国際線の運航を再開するのです。もう私たちは乗るたびに泣いていいのでは。
どうも、LCCjpの中の人です。泣いてます😢 以後は筆者って書きます。
成田3タミ 閉ざされた国際線ゲート この初夏くらいからはじまった海外旅行解禁ブーム。タイやハワイはなんとなーく様子見してしまいましたが、オーストラリアが観光目的の渡航解禁になると聞いて、弾丸旅行を敢行しました。
今回のレポートは
②往路編、気楽にお読みいただければ幸いです。
(旅の準備に関しては、前回の「
①出発準備編」でまとめています)
■今回のレポートで利用した便
ジェットスター航空 JQ26便
2022年7月21日(木)
東京(成田) 20:15 - ケアンズ 04:35 (+1)
所要時間 7時間20分
成田空港からケアンズへ出発
7月21日15時半ころ、成田空港第3ターミナルにやってきました。
搭乗する成田発ケアンズ行きJQ26便は、20時15分発なので、チェックイン時間は3時間前~1時間前、17時15分~19時15分の間になります。
初日の今日は1時間早く、16時15分からカウンターがオープンするようです。
成田空港国際線 出発案内板
チェックインカウンターは「G」 3タミの拡張されてダダーっと長くなったカウンター全体のちょうど真ん中らへん。
壁も掲示板も「JEJUAIR」を「Jetstar」に差し替えて、カウンター準備が進んでいます。(残念、天井の垂れ幕が残ってる💦)
成田3タミ カウンターG 16時15分。チェックインカウンターのスタッフの人たちもオープンの準備をしています。すでに行列ができ始めています。
成田3タミ チェックインカウンターケアンズ線のチェックイン待ち行列 16時45分ごろにチェックインが開始するときには搭乗客で長蛇の列になっていました。
みなさん、大きなトランクを何個も連ね、家族か友人か数名のグループの方が多かった印象です。今日の搭乗者は帰省やワーキングホリデー、留学などの長期滞在の方が多かった模様です。
筆者みたいに機内手荷物7kg1個だけの輩は見当たりません。
初便搭乗ギフトバッグ チェックインが終わると、ギフトバッグがプレゼントされました。
中身は、ジェットスターオリジナルグッズ(サングラス、エコバッグ、ジェッ太くんのタオル)、ケアンズのマスコットキャラクター「ケアッピ」のミニぬいぐるみキーホルダーでした。
10周年イベントの時のジェッ太くん 余談ですが、ジェッ太くんはジェットスター・ジャパンが生んだキャラクターなのですが、昨今はその多大なる功績が認められ、ジェットスター航空やジェットスターアジアなどグループ全体で活躍するようになったのだそうです。もはや "世界のジェッ太くん" ですね🎉
成田3タミ 両替所 さて、話を戻して、チェックインが終わり、搭乗前に1つやっておくことが。オーストラリアドルの準備です。フードコートの前にある両替所で換金します。
オーストラリアドルを手に入れた! 現地でも換金する予定なので、とりあえず100AUD(オーストラリアドル)を手に入れます。換金レートは 1AUD=104.89円。
空港からタクシーでケアンズ市街に移動するのに約25~30AUDくらいらしいので、仮にお腹が空いたとしても額としては余裕なはずです。
現地はクレジットカードのタッチ決済が普及しているらしいですが、いざというときの手持ちも必要です。
成田3タミ 国際線出発ゲートが開いた 固く閉ざされていた国際線出発ゲートを越えて、搭乗ゲートへ向かいます。
搭乗を待つJQ26便
JQ26便 登場を待つ乗客たち JQ26再開初便の搭乗客数は予約ベースで約93%(310人前後)と言われていましたが、実際には298人だった模様です。
LCCは搭乗率8割超えで成功と言われるので、
初便は大成功です。
JQ26便 搭乗開始JQ26便機内往路のシートはエコノミー チェックインの遅れが影響して、約1時間遅れで出発になりました。
初便の出発を横断幕でお見送りしてくれました。
オーストラリア入国カード 離陸してまもなくすると、入国カードが配られ、続いて機内サービスが始まります。
事前予約をしている人がものすごく多かったようで、ギャレーから次から次へと食事が運ばれていきます。
くーっ、うらやましい!事前予約しておけばよかった!
機内販売メニュー
そして通常の機内販売がまわって来たので、「ホームスタイルサンドイッチ(10AUD)」と「ペプシ(4AUD)」で合計14AUD(さっきのレートで約1,468円)
サンドイッチとペプシ 14AUD サンドイッチはメイドインオーストラリア。先のケアンズ発の初便で搭載してきた食糧のようで、いち早くオーストラリアを満喫です。普通のコンビニサンドイッチよりも一回り大きく、食べ応えのある量です。野菜もシャキシャキのままで、何よりチーズが美味い。満足。
機内販売が終わると、就寝タイムです。機内の照明が落とされて、最初はスマホでゲームしたり動画を見ていた人たちも、1人また1人と電源を落とし、眠りに落ちていったようです。
ボーイング787の機内は思ったよりも静かで、この日の飛行も安定していたので、筆者も3時間ほど睡眠をとることが出来ました。
JQ26便 ケアンズ到着! 早朝5時25分、ケアンズ到着。遅れは10分ほど巻き戻して、約50分遅れで着陸しました。空はまだ暗くて、夢の中のような気分です。
ケアンズでの入国審査は、成田空港のと同じように、パスポートのスキャンを行うタイプでスムーズに入国できました。
ところが。
検疫で滞在日数を聞かれて「2日」だと答えると、「
2日ぁ!?(正気か?の顔)」と怪訝な顔をされ、みっちり調べるコースに。
あれです。テレビでよくある、空港検疫の困っちゃう奴シリーズの展開です。(さすがに写真は撮らせてもらえなかった)
銀色のテーブルの上に手荷物の中身をすべて展開されて、1つ1つ質問とチェックをされることに。
筆者の脳裏に浮かぶ選択肢は。
1.キョロキョロしてカメラを探す
2.面倒くさいので視線をそらす
3.早くしてくれと急かす
4.積極的に協力する
正解は
4。テレビで勉強してますからね。(笑)
手荷物1つで弾丸旅行する方、挙動には十分お気を付けください。
ものの10分足らずで無罪放免!ケアンズに到着!
やったー!着いたー!
夜が明け始めるケアンズ空港
おっと、忘れてた。喜びのあまり、外に飛び出してしまいましたが、ここでも両替をしなければ。
ケアンズ空港内のATM 海外ATM対応のキャッシュカード(PayPay銀行)でオーストラリアドルを払い出します。
ケアンズ空港ATM 為替レート 成田空港の方がレートがいいですね。なるほど、3AUD手数料を余計に取られるのか。同じ100AUDでも約460円も割高。今度からは成田空港で全額ですね。
SIMカウンターは営業していなかった 空港内はSIMカウンターを含めて、営業しているお店はなし。早朝便だと空港でSIM買うことはできません。
ケアンズ タクシー ケアンズ到着の喜びもほどほどに、これからタクシーで明日の帰国のためのPCR検査に向かいます!
次回は、PCR検査を受けて日本に帰国します。
⇒③復路編 につづく。